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【赤口とは?】正午だけが吉って本当?六曜で一番謎な日の意味をやさしく解説!

  • 2025年6月8日
  • 2025年6月8日
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「あれ?今日は“赤口”って書いてあるけど…これって何?」


ぴょん
カレンダーやお守りの裏でよく見かける「六曜」の中でも、
「赤口(しゃっこう)」はとくに意味がわかりにくい日として知られてるぴょん!


疑問1
「縁起が悪いって聞いたことあるけど、正午だけは吉って本当?」「何をしてもダメな日なの?」


そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?

この記事では、「赤口とはどういう日か?」「なぜ“正午だけ吉”なのか?」などを、
専門知識がなくてもわかるように、やさしく解説していきます!

赤口の読み方と意味

赤口1

まずは基本から。
カレンダーなどでよく見る「赤口」って、なんて読むと思いますか?

正しい読み方は「しゃっこう」または「せきぐち」

一般的には「しゃっこう」と読みますが、
地域によっては「せきぐち」と読むこともあります。
実は、六曜の中でも読み方にバリエーションがあるのがこの赤口なんです。

「赤」という漢字には“災い”のイメージも?

「赤口」の“赤”は、血や火を連想させる色ですよね。
昔から「争い」「ケガ」「火事」などを連想させるとして、
不吉な日・注意が必要な日とされてきました。

では「口」は何を意味するの?

「口」にはいろいろな説がありますが、
一説では「口を災いのもと」とする意味や、
“災いが口から入りやすい日”=口論・言い争いに注意すべき日
という解釈があるとも言われています。

まとめると…

「赤口(しゃっこう/せきぐち)」は、

  • 「赤」=災い・トラブル
  • 「口」=口論・事故などの入り口
    といった意味がこめられていて、六曜の中でも“凶”に分類される日なんです。

正午だけ“特別扱い”って?

でも実は、この“赤口”にはちょっと変わったルールがあるんですよ。
→ 次はそれを解説します!

正午だけ吉ってどういうこと?

赤口2

「赤口は凶の日」と言われているのに、

実は**“正午だけは吉”とされている**ってご存じでしたか?

これ、六曜の中でもかなり特殊な特徴なんです。

正午だけが吉とされる理由は?

六曜には、それぞれ「時間ごとの吉凶」という考え方があります。

その中で赤口は、

午前・午後は凶、でも正午(だいたい11時〜13時ごろ)だけが吉とされているんです。

この時間帯は「赤舌神(しゃくぜつしん)」という神様が眠っていて、

災いをもたらさない――という言い伝えに由来すると言われています。

(※諸説あります)

現代ではどう活かせばいい?

とはいえ、「赤舌神が…」と言われてもピンと来ないですよね。

現代の私たちにとって大事なのは、

「午前や夕方は避けたいけど、正午ごろなら予定を入れてもOK」という

時間帯による使い分けの考え方です。

こんなときに使えるかも!

シーン おすすめ対応

友人とのランチ会 正午ごろスタートなら気にせずOK

ちょっとしたお出かけ 11時〜13時ごろを中心に動く

お守りを受け取る 気になるなら昼に合わせて吉日気分。

ひとことまとめ

赤口は「一日中ダメな日」ではなく、

“正午ごろだけは特別に吉”とされる珍しい日なんです。

この時間帯をうまく使えば、赤口の日も気にせず行動できますよ。

赤口にやっていいこと・避けたいこと

赤口3

「赤口ってなんとなく不吉って聞くけど…、実際どんなことを避ければいいの?」
このセクションでは、赤口の日におすすめの行動と、控えたほうがいいことを整理してご紹介します。

赤口にやっていいこと(正午の時間帯中心に)

正午ごろの予定

「赤口は正午だけ吉」というルールを活かして、
ランチ、買い物、ちょっとした用事などは11時〜13時ごろに集中させると安心感◎

気軽な贈り物や会話

ちょっとしたお菓子や差し入れなど、大げさなお祝いでなければOK
相手が赤口を気にしないタイプなら気楽に渡せます。

忙しい人のスケジュール調整

予定が立て込んでいて「どうしてもこの日しか空いてない!」という場合は、
「正午に合わせる」「気持ちを落ち着けて行動する」ことを意識すると◎

赤口に避けたほうがいいこと

結婚式・入籍・新規オープンなどのお祝い事

縁起を重んじる場では**「赤口を避ける」のが一般的**
特に年配の方や家族が関わるイベントでは、無用な心配を避ける意味でも別日がベター。

お見舞いや葬儀の予定

「赤=血=病やケガを連想させる」として、
一部の地域や世代ではお見舞い・お葬式も赤口を避けることがあります。

重要な契約・商談

新しいスタートや大きなお金の動きは「仏滅や赤口は避ける」という考え方が根強いです。
相手が気にするかどうかを考慮して判断しましょう。

ひとことまとめ

赤口は“ちょっと注意が必要な日”ではありますが、
**「正午ごろを活かせば安心」「相手を気づかう視点があれば大丈夫」**というのが現代的な考え方。
六曜の知識をうまく使って、自分と周りが気持ちよく過ごせる日にしましょう。

赤口はなぜ“謎が多い”と感じられるのか?

赤口4

六曜にはそれぞれ「吉」「凶」の意味がありますが、
赤口に関しては「え、結局どういう日なの?」と思う人がとても多いです。
その理由には、いくつかの“わかりにくさ”があるんです。

理由①:正午だけ吉というルールが特殊

赤口は「一日中凶…かと思いきや、正午だけは吉」という珍しい特徴があります。
他の六曜は「午前が吉」「午後が吉」といった時間帯の分け方が多い中で、
赤口のこの“ピンポイント吉”は、なんとも覚えにくい特徴なんですね。

理由②:漢字の印象があいまい

「赤」や「口」という漢字から意味を読み解くのも難しいですよね。
「血」「火事」「口論」など、ネガティブなイメージがあるものの、
はっきりした由来が残っていないため、結局どう捉えればいいのかが曖昧なんです。

理由③:日常生活でそこまで見かけない

「大安」や「仏滅」「友引」は冠婚葬祭などで耳にする機会が多いですが、
赤口はそこまで強く意識されることが少ないため、
**知らないままスルーされがち=“謎のまま残っている”**という人も多いんです。

まとめると…

赤口が「謎」とされる理由

ざっくり解説

時間帯ルールが特殊

正午だけ吉という例外ルール

意味が曖昧

赤・口から連想しづらい

実生活であまり使われない

接する機会が少なく記憶に残りにくい

ひとことまとめ

赤口は“なんとなく不吉”というイメージだけが残ってしまいがちですが、
実はそれだけじゃなく、「説明されにくい構造」があるからこそ“謎”に感じるのかもしれませんね。

まとめ:赤口を知って、気にしすぎず上手に付き合おう

まとめ5

「赤口=なんだか不吉な日」と思っていた方も、
この記事を通して少し印象が変わったのではないでしょうか?

赤口のおさらいポイント

  • 読み方は「しゃっこう」または「せきぐち」
  • 「赤」は災い、「口」は口論などを表し、凶日とされている
  • でも、**正午(11時〜13時ごろ)だけは“吉”**とされる珍しい日
  • 意味が曖昧で使い方が難しいことから、「謎な日」と感じられやすい
  • 避けたい行動:結婚・開業・契約・お見舞いなど
  • 正午をうまく活用すれば、気にしすぎず行動できる日でもある

 暦は「信じる」より「知って活かす」

六曜は迷信や占いに近い部分もあるため、
「絶対に守らないといけない」というわけではありません。
でも、意味を知っておくことで、
“相手への配慮”や“自分の安心感”につながる判断ができるようになります。

「知らないから不安」よりも、「知って納得」できるほうがきっとラクですよね。
暦は私たちの行動や心を整える、ちょっとしたヒントなのかもしれません。

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